魚をさばく包丁の選び方|出刃・柳刃・ペティの役割
魚を丸ごとさばくなら下処理と三枚おろしに出刃包丁、刺身を美しい断面へ仕上げるなら柳刃包丁を使います。小魚や細かな骨まわりにはペティナイフも便利です。工程ごとに形を使い分けると、無理な力を減らせます。
魚をさばく工程と道具
| 工程 | 向く道具 | 役割 |
|---|---|---|
| 鱗を取る | 鱗取り | 鱗を効率よく外す |
| 頭・内臓・三枚おろし | 出刃包丁 | 厚みと重さを生かす |
| 小骨を取る | 骨抜き | 身を崩しにくく骨をつまむ |
| 刺身に引く | 柳刃包丁 | 長い刃で一度に引き切る |
出刃包丁の役割
出刃包丁は厚みと重さがあり、魚の下処理や三枚おろしに使います。硬いものを何でも叩き切る道具ではありません。魚以外の太い骨や完全に凍った食材へ無理に使用しないでください。
柳刃包丁の役割
柳刃包丁は長い刃を手前へ引き、柵を一度の動作で切りやすい形です。刃を何度も往復させにくいため、身をつぶさず、断面をなめらかに整えることにつながります。骨切りには使用しません。
ペティナイフが便利な場面
小魚や薬味、細かな飾り切りでは、短いペティナイフの小回りが役立ちます。大きな魚の骨を切る用途ではなく、刃先を見ながら行う小さな作業に使います。
使用後は塩分と水分を残さない
魚の塩分や汚れを残さず、使用後は早めに洗って水分を拭き取ります。炭素鋼系は特にさびやすいため、作業の途中でも必要に応じて刃を洗い、乾いた布で拭きます。
